eClearについて
ABOUT
当社は、電力卸取引における信用リスクヘッジ手段を提供することを目的として、2020年2月に株式会社enechainの100%子会社として設立されました。2022年5月に現在の「株式会社eClear」へと社名変更し、保険を活用したスキームを取り入れてサービスを拡充しました。これにより、旧一電を始めとする50社以上の電力事業者に電力卸取引の決済サービスを提供しています。さらに、2024年9月には株式会社三菱UFJ銀行との資本提携を実現し、enechainが51%、三菱UFJ銀行が49%を出資する合弁会社として、より高度な機能を提供できる体制を整えました。
eClearが見据える業界課題
CHALLENGES
IDENTIFIED
2016年の電力小売全面自由化以降、卸電力市場では、発電事業者はより良い価格で電力を販売し、小売電気事業者はより良い価格で電力を調達することが求められています。この市場環境の中で、電力の先渡取引(現物取引)や先物取引(デリバティブ取引)が活発化し、取引の流動性は高まりつつあります。
これらの取引にはさまざまな利点があります。小売電気事業者は調達コストの変動リスクを抑え、発電事業者は販売価格の変動リスクを軽減できます。また、安定した収支計画が可能になることで、クリーンエネルギーへの投資が促進され、余剰電力の流通を通じて社会全体の燃料購買量を削減する効果も期待されています。
一方で、取引量が増加する中で依然として多くの課題が残されています。先渡取引では、取引相手に対する信用リスク管理の必要性が高まっている一方、取引相手の倒産リスクなどを回避するクリアリング機能は確立されていません。先物取引では、複数の取引所が定型商品のクリアリング機能を提供していますが、証拠金管理などの実務負担が大きく、多くの事業者が高いハードルに直面しています。
eClearのソリューション
SOLUTION
eClearはこれらの課題に対応するため、信用リスクのクリアリング及び先物取引に係る証拠金管理の実務負荷を低減するための包括的な決済ソリューションを提供します。利用者の皆様はeClearアカウント開設を通じて、先渡取引における取引相手の信用リスクや、先物取引における証拠金管理等の課題を解決することができます。これにより、お客様自身が仲介事業者や取引マッチングプラットフォームを通じて入手するビッド・オファーの大半が「取引可能」となり、結果としてより競争力の高い取引を追求できるようになります。また、従来煩雑だった業務からも解放され、業務効率を向上させることができます。
eClearの提供価値
VALUE
PROPOSITION
eClearが提供するのは、先渡取引、先物取引における決済機能です。トレーディングを行う金融機関のように自ら価格を提示するのではなく、お客様が複数の取引先と効率的に取引できる手段を提供することを目指しています。eClear自身は取引ポジションを持たず、eClear自身によるプライシング行為も行いません。また、お客様の取引情報は厳格に管理されるため、トレーディングを本業とされる事業者の皆様も安心してご利用いただけます。
eClearは、電力市場における取引の利便性と流動性を向上させ、当該市場全体の効率化と透明性の向上に貢献します。今後も、お客様の事業成長と市場の健全な発展を支援し、持続可能なエネルギー社会の実現に向けて尽力してまいります。
会社概要
COMPANY
会社名
株式会社eClear
所在地
〒107-0062 東京都港区南青山3-1-3SPLINE青山東急ビル6F
電話
050-1790-1810
代表者
代表取締役社長 大津 清太
設立日
2020年2月18日
資本金および資本準備金
15億円(資本剰余金含む) ※2026年4月現在
株主
株式会社enechain 51%
株式会社三菱UFJ銀行 49%
主な事業
電力先渡取引・電力先物取引の決済関連サポート業務
主たる取引商品
電力(JEPX・先物を含む)
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